ZX-6Rと楽しむ人生色々

愛車のZX-6Rとの戯れをはじめとした人生の楽しみや日々心の琴線に触れたことを綴っています。

お久しぶりの更新とZX-6Rへの乗り換え

超お久しぶりの更新をします。
前回の更新から1年8ヶ月ぶりの更新となりますが2020年12月にそれまで乗っていたNinja400から買い替えを行い、Ninja ZX-6R(KRT Edition)に変わりました。

購入から1年以上経過しているので何気に8000km以上走行しているのですが、Ninja400をレビューした時と同じ以下の8つの観点でNinja400との比較をしてみたいと思います。
①デザイン
②エンジン性能
③走行性能
④乗り心地
⑤取り回し
⑥燃費
⑦価格
⑧その他

①デザイン
Ninja400と同じくTHE KAWASAKIと言ったデザインかと思います。お顔にはNinja400時代には無かったエアインテークがあります。
ただ2台連続でKRT Edition だとデザインは似たり寄ったりなので今度またカワサキのバイクに乗り換える時にはKRT Edition じゃない方を買うかもです。

②エンジン性能
ZX-6Rはガチのスーパースポーツバイクなので排気量に対する最大出力は高く、126PSとその辺の普通のミドルクラスを簡単に凌駕する数値を誇っています。
ただトルクはそこまであるわけではなく70N•mとこれは他のミドルクラスとトントンの値です。さらに4気筒特有の低回転時にはあまりトルクがないような気もしていて、納車時はお店から出るところが上り坂だったこともあり、退店時にはエンストかましてしまってちょっと苦労しました😅

③走行性能
上述の通り本車はガチのSSなのでNinja400からは大きく向上しています。出だしもすごいですがそこからさらに速度の伸びがとんでもないので気をつけないとあっという間に法定速度を超過します。よく大型バイクは自制心が必要だと言われますが本車は本当にその通りです。
このバイクの本当の性能は公道では引き出せないですし引き出す走り方をした瞬間逮捕される速度が出てるので、そういうことがしたくなったら大人しくサーキットに行きたいと思います。

④乗り心地
Ninja400の方が楽です。直球の感想ですがこれは仕方ないです。ハンドルの低さとシートの高さから結構な前傾姿勢を強いられるので首、背中への負担は増加しています。さらにしっかりニーグリップしていないとより良い乗車位置をキープできないので股関節が痛くなります。そしてこれは継続ですが膝は普通に痛くなります。痛くなってきたら素直に休憩しましょう。
唯一Ninja400から良くなったと思うところはお尻が痛くならなくなりました。多分体勢の変化からこれまでお尻にかかっていた負荷が別の場所に分散していったのだと思います。

別観点ではハンドルの切れ角がNinja400から大分減っていることととタンク形状によりハンドルで曲がろうとするとタンクに腕が干渉してしまいます。最近は慣れてきましたが、体勢もありUターンや超低速でのカーブは怖いです。Ninja400 はあの見た目でかなりハンドルは切れるので、そのやり方で本車で低速カーブしようとしたら全然曲がり切れなかったことが何度かあります…。

⑤取り回し
本車は197kgとNinja400から30kgほど増加していますが、それ以上にハンドル位置とハンドルの切れ角がないことによりNinja400と比べるとやりづらいです。ただできないということは全くないのでこれは慣れだと思います。私も8000km以上走ったので流石に慣れました。

引き起こしは30kg増加した分キツくなります。よく言われる前回りをする要領で引き起こしをしてやると割と簡単に引き起こせると思います。

⑥燃費
悪いです。高速や信号の全くない道を多用してようやく20km/lを少し超えるかといった感じで、街乗りは平気で17km/lとかが出ます。おまけにガソリンはハイオクなのでさらにお財布へのダメージが嵩みます。さらにタンク容量も17Lと大して入るわけでもないので給油回数も増えました。
ここは残念ながらNinja40pには遠く及ばないです。Ninja400は適当に走ってても26km/lとかは出てツーリング中の給油は大体1回で済んでたのでガソリン代を気にする人はちょっと厳しいと思います。私はこのバイクに変えてからガソリン代と高速道路料金は気にしないことにしました。

⑦価格
定価136万円程度ですが排気量の割に性能は高いのでこんなもんかと思います。ただETC2.0が標準装備なのでその点はありがたかったです。まあ概ね満足してますが安いとは思わないです。

⑧その他1
本車はシート高が830cmと高いので足付きは気になるところかと思われます。私は20mmのローダウン+AVIREX YAMATOのブーツに厚めのインソールを2枚入れてやっとこ両足の親指の先が接地する形です。片足なら拇指球がつくので停車は問題ない状態です。ただバイクに乗ってバイクを動かすことは困難なのでそういう時は諦めて降りて動かすことにしています。

⑧その他2
収納についてNinja 400も大概でしたが本車はさらにスペースがありません。Ninja400はリアシートの下には余裕で車検証等の書類をしまっておけましたが、本車はそのスペースには排気デバイスが組み込まれており何も入れられなくなりました。荷物を持って行くときにはカバンやシートバッグは必須です。
また車載工具もグレードダウンしてますので有事の際は即レッカーになると思われます。

総括
以上、Ninja ZX-6RについてNinja400とも比較しながらレビューをしてみました。劣っている部分もありますがバイク自体が属するカテゴリーが変わっているのでそれは仕方ないですし、なんだかんだ言っても私はZX-6Rの方が乗ってて楽しいと思っています。今後も捕まらない程度に楽しく乗っていきたいと思います。