ZX-6Rと楽しむ人生色々

愛車のZX-6Rとの戯れをはじめとした人生の楽しみや日々心の琴線に触れたことを綴っています。

バイクのエンジンオイルとは何なのか?を調べてみた

私はツーリング用のバイクとしてNinja400に乗っていますが、通勤用としてヤマハのJOG50を使用しています。

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Ninja400は購入店のフォローが良くて、定期点検のタイミングで手紙、メール、電話で連絡が来て、そのタイミングで店舗に伺って各種点検を行っています。
かたやJOGの方ですが通勤用+近所への外出に使っているため結構扱いが雑になってしまっています(ごめんよJOG…)。以前は平気で1年間なんの点検もしないということもザラだったのですが、そういうタイミングで購入店にもっていくとこの会話の応酬があります。
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店:エンジンオイルは交換しましたか?
私:いや(何も)してないですね。
店:そうですか、じゃあものすごいことになってそうですね。

~エンジンオイル交換~

店:ほらー見てください!オイルめちゃくちゃ真っ黒ですよ!よくこんな状態で走らせてましたねー!!でも不思議なことにエンジン自体はそんなに状態は悪くないんだよなー。毎日使ってるからですかね、ハハッ!
私:・・・
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店に行くたびに言われるので辟易とするので最近は店から指定された走行距離もしくはオイル交換後から一定期間が経ったら交換に店に行って見てもらうようにしています。ただそんな中私は思ったわけです。

そもそもエンジンオイルって何してんだ…?

ということで今日はエンジンオイルについて調べてみたいと思います。

 

 

エンジンオイルの役割

毎回毎回交換しないとごちゃごちゃ言われるし、Ninja400のエンジンオイルについても「種別どうしますか?」みたいなことを聞かれるのでさぞかし重要な役割を担っているのかと推察します。調査の結果エンジンオイルの役割は以下であるということがわかりました。結論を言うととても重要です。

・潤滑
先日の記事でも調べましたがエンジン内部(シリンダー内)では「ピストン」等の金属部材が1分間に数千、時には一万回を超える高速回転をします。その回転で発生する金属同士の摩耗や焼き付きなどを軽減するため、エンジンオイルで滑りやすくしてやる必要があります。

・密封
「シリンダー」と「ピストン」はエンジン起動時は絶えず動き続けるわけですが、そこには実はほんのちょっぴり隙間があります(完全に密着しているとそもそも摩擦が発生しまくって動かない)。とはいえあまりにスカスカで気密性が保持されないとエネルギー効率が悪くなってしまうので、この気密性を保持する役割をエンジンオイルが担っています。

・冷却
エンジン各部はピストンを上下させるための1つの要素である「燃焼」やエンジンの各パーツによる摩擦によって高温な状態になっています(バイクで走り回った後エンジン触ると火傷するよ!)。エンジンオイルは高温のエンジンを冷やす役割も担っています。なおエンジン各部を回り熱を吸収したオイルはオイルパンという箇所に戻ってオイル自体が冷却されます。

・洗浄
エンジンは燃焼や回転により種々の汚れが発生しますが、これはエンジン性能を低下させるだけでなく、エンジン寿命自体を短くしてしまいます。エンジンオイルは汚れが特定の場所に留まらないように汚れを吸着したり、分散するという重要な役割を担っています。エンジンオイルが黒く汚れているということはちゃんと洗浄されているということです。ただしオイルが汚れを取り込む量には限度があるので、一定期間使用したエンジンオイルは交換が必要です。

・防錆
エンジン内はとても高温な状態になっているというのは上にも書きましたが、エンジンと外気温の差などにより水分が発生しやすく、なんとこれが「錆」の原因になります。この錆もエンジン性能の低下やエンジンの短命化の原因になります。エンジンオイルはこの錆の発生を予防することも一役買っています。

ということで改めて調べてみるとエンジンオイルはバイク(というか自動車全般)において非常に重要な役割を果たしているということがわかりました。
特に洗浄についてはエンジン内を洗っているというのは初めて知ったので、そりゃ1年間も同じオイルを使っていれば真っ黒になるわな!という感じです(JOGホントごめん…)。
防錆においてもエンジンの寿命にも関わってくるため、ちゃんとメンテナンスしてあげることがそのバイクを長く使ってあげることにつながるということですね。

 


エンジンオイルの交換タイミング

エンジンオイルが重要な役割を担って、特に洗浄作用には限界があるため交換が必要であるということはわかりました。では一体どういったタイミングで交換するのが良いんでしょうか。
調べてみた結論ですが「ズバリ」というものが見つかりませんでした。ただバイク界隈においては「3000~5000kmの走行もしくは半年に1回」というのが一般的なようです。オイルは半年を過ぎたあたりから酸化しだして品質が落ちるという記載も見つけたので、まあ理にかなっているのかなと思います。
ちなみに私のJOGも「3000km走るか半年したら持ってきて!」と言われています。Ninja400についてはKAWASAKIのメンテナンスノートには「6000kmで1年交換」と記載があるのですが私は何となく半年に1回交換しています。

 

まとめ

以上がエンジンオイルと何なのかということと、交換交換言うけどどのくらいのタイミングで必要なのかをまとめてみました。
口酸っぱく言われるだけあってエンジンオイルはバイクの寿命にかかわる重要なものであるということがわかりました。通勤用のバイクにお金をかけるというのは私としても本望ではないのですが、バイクが壊れたらそっちの方が費用がかさむのでより長く乗ってあげるために基本的な整備はしっかりやってあげたいと思います。
ちなみにエンジンオイルにはいろいろ種類があるようなのでそちらに関する内容は別の記事にしたいと思います。

何はともあれJOGよ、これからもよろしくな!

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