ZX-6Rと楽しむ人生色々

愛車のZX-6Rとの戯れをはじめとした人生の楽しみや日々心の琴線に触れたことを綴っています。

バイクにおける気筒数とその特徴について~3気筒、4気筒、6気筒編~

昨日の記事でバイクのエンジンのそれぞれの気筒数における特徴とそのエンジンが搭載されている代表的なバイクを記載しました。
その記事では単気筒、2気筒について記載したので、本日は3気筒、4気筒、6気筒について勉強したいと思います。

 

単気筒、2気筒についてはこちら。

tremolopicking.hatenablog.com

 

 

気筒の数と形状について

3気筒

シリンダーが3本のエンジンです。3気筒は車(軽自動車や普通自動車の中でも軽排気量)の界隈ではかなりメジャーな存在だったようですが、バイクの世界ではかなり異色な存在のようです。
特徴としては2気筒と4気筒を足して2で割ったものというのは私もこれまで聞いたことがありました。改めて調べてみると、中速トルクは太く柔らかく、そして角のない吹け上がり感があるとのこと。
低回転域ではトルクフルな加速、中回転域では太くハスキーな排気音なり、実際に高回転になると吼えるようなサウンドで一直線の吹け上がりとなる模様です。この感じが「2気筒と4気筒を足して2で割ったもの」と表現されるようですね。
3気筒エンジンを積んでいるバイクは私の中ではYAMAHAのものしか知りません。一番有名なのはMT-09かなと思うのですが、同じYAMAHAのXSR900やNIKENも3気筒でした。自分の中で3気筒だと思っていたMT-07やXSR700は実は2気筒、MT-10は4気筒となります。おそらく日本車では3車種しか3気筒のバイクはないんじゃないかと思います。もしかしたらこの3機種はエンジン自体は同じものを積んでいるのかもしれないですね(味付けは違ってくるんだとは思いますが)。
また、海外に目を向けるとトライアンフのスピードトリプルやMVアグスタのF3あたりが3気筒バイクのようです。


4気筒

いよいよ真打登場、シリンダーが4本のエンジンです。いわゆる「4発」とか「マルチ」とか言われているやつです。4気筒にも直列4気筒、V型4気筒が存在する模様です。
V型4気筒は直列4気筒に比べて低速時にトルク・鼓動感があり、振動も少なくスリムな形状なのですが費用が高額にあるため、ほとんどのバイクには直列4気筒エンジンが搭載されるようです。
特徴としては、4気筒エンジンは高回転まで滑らかに回るため非常に扱い易いというものですが、それゆえに「つまらん」と思われるライダーも中にはいるようです。
また最高速度は出るものの低速トルクが少し弱い、車体やメンテ価格が高い、燃費が良くないというデメリットもあるようです(確かに大型車は軒並み燃費が悪いですが、これが一因になってるのか?)。
4気筒バイクの代表車種ですが、現状一番有名なのはCB400SFじゃないかと思います。なんてったって教習車として採用されるのでほとんどのライダーの方が乗られているんじゃないでしょうか。
現状は中型以下では4気筒のバイクはCB400SF/SBしかありませんが、KAWASAKIが満を持して4気筒の2500CCバイクである「Ninja ZX-25R」を2020年発売予定です!KAWASAKI乗りとしては興味津々です!!
逆に大型車は4気筒は数多くラインナップされていますね。私の乗り換え候補第一位のCBR650Rや乗り換え候補第2位のNinja1000、SUZUKIのGSX-S750、GSX-S1000Fなどなど、魅力的な車種が軒を連ねています。今はNinja400から乗り換える予定はないですが、実際に乗り換えるときになったらめちゃくちゃ悩みそうです!

 

6気筒

最後のエンジンです。文字通りシリンダーが6本あるエンジンとなります。特徴としては4気筒をはるかにしのぐスムーズさと上品な吹き上がりが特徴とのことです(あまり参照できるものがなく薄い内容になってしまった…)。
6気筒エンジンを搭載したバイクは現行ではおそらく日本には1機種しかなく、ゴールドウイングとなります。排気量はまさかの1800CC越えでかつ200万円を超えるお値段で、ツアラーという区分であれば日本最高峰のバイクかもしれません。

まとめ

ということで、前回今回とバイクのエンジンの気筒と気筒数による簡単な特徴をまとめてみました。
私がこれまで乗ってきたバイクは単気筒と2気筒のものだけなので、どちらかというと鼓動感の方が勝っていてある種のシルキーさというものはあまり感じられないというのが正直な感想なので、これが例えば4気筒になったときにどんな風になるのか机上の勉強をしただけでは想像がつかないですね(さすがに教習車のCB400SFではそこまで違いが感じ取れなかったです…)。
こんなご時世なので今は厳しいですが、もう少しコロナが収まったらバイク屋に赴いてレンタルバイクで少し走ってみるのもよいかもしれません。…そんなことをしたらいよいよ大型バイクへの乗り換え待ったなしになるかもしれませんがね笑

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