ZX-6Rと楽しむ人生色々

愛車のZX-6Rとの戯れをはじめとした人生の楽しみや日々心の琴線に触れたことを綴っています。

ツーリング用バッグ Kriega R20 バックパックのレビュー

去る5/14に全国で出されていた緊急事態宣言は39県で解除されました。私が住む神奈川県はまだ緊急事態宣言発令中ですが、このままいけば首都圏もそこまで遠くないうちに解除されるのではないでしょうか。

そこで今日は近い未来にできるようになるはずのツーリングを夢見つつ、私が現在使っているツーリング用バッグ「Kriega R20 バックパック」のレビューをしたいと思います。

Kriegaについて

今回レビューするR20バックパックのメーカーであるKriegaとは、英国のモーターサイクリスト向けのバッグメーカーです。ライダー自身が身に着けるアイテムはもとよりはバイクそのものに設置するバッグも多くラインナップにしているメーカーです。

Kriegaとは

モーターサイクリストのためのバッグを作ることを目標に、クリーガは英国で生まれました。
アウトドアパックメーカーでの経歴を持つ二人のバイク好きが立ち上げたクリーガは、バックパック、ウエストパック、シートパックなどを、培われた経験と知識をもとに、優れた素材、機能、技巧を駆使し、どれもバイクで快適に使えるように細部までデザインされ、これまでになかった革新的なモーターサイクリスト専用の製品を作り続けています。高い品質、耐久性、機能性を求めるために、決して妥協しない姿勢は、今でも変わらずに続いています。

引用元:https://www.kriega.jp/

 

R20 バックパックについて

R20バックパックはKriegaでは以下のように説明しています。

多目的アクティブパック for ロード&トレイル。
クアッドロックハーネスのバックルは、パック容量に合わせてシングルタイプを採用しています。
ツーリングはもちろん、バイクでの通勤・通学など普段使いにも使いやすい容量です。オンロード、オフロードを問わずおすすめのモデルです。メインコンパートメント、アウターサイドポケット開口部には、YKK®止水ファスナーを採用し、雨の急な浸水を防ぎます。高輝度リフレクティブパネルをハーネス部に、Kロゴマークには3M Scotchlite™プリントを採用し、夜間のライディングでの視認性を高めます。パック内の荷物に合わせて4つのコンプレッションストラップを適度に圧縮させることで、走行時に荷物の安定性を高めパックのバタつきも抑制します。ウエストストラップは必要に応じて付け外しが可能です。パック本体にはループが4カ所に備え付けてあるので、簡単にUS-5、US-10ドライパックを接続することができます。

引用元:https://www.kriega.jp/product-page/backpack-r20

 

f:id:tremolopicking:20200517174327j:imageメーカーの紹介にもあるように、見た目もよく用量的に普段使いもでき、雨に対する耐久力もほどほどにあり、荷物の大きさに応じてバッグそのものを圧縮させられるとなかなか機能的でもあることから、私はツーリングだけでなく日常的に使用しています。
スペックとしてはR20の名が示す通り20リットルの容量となり重さは1,150gとなります。

なお、お値段は¥22,500と結構高め。

 

R20 バックパックの外観

f:id:tremolopicking:20200517174342j:image中央上部のKriegaのロゴは光を反射するようになっていて、夜間に及ぶツーリングでも後続車からの視認性をある程度確保できます。

 

f:id:tremolopicking:20200517174350j:imageバッグを締めるためのストラップが上下についています。荷物の大きさ合わせて締めることによりスタイリッシュさを確保することができます。

 

f:id:tremolopicking:20200517174402j:image体にあたる部分はメッシュになっているので蒸れることを防ぎます。またクッション性も確保されているため体への負担を抑えます。そしてこのバッグはバイク乗車時のライダー運転中に軽く猫背になることを考慮して軽く湾曲しています。

 

f:id:tremolopicking:20200517174607j:imageメインとは別にアウターサイドポケットがあります。

 

f:id:tremolopicking:20200517174629j:image大きさ的にはB5(182mm × 257mm)のものがギリギリ入ります。私が普段使っている9.7インチのiPadであれば楽勝で収納可能です。
ただここに何でもかんでも詰め込むとバッグ自体の形が崩れます。

 

f:id:tremolopicking:20200517174645j:imageメインポケット部は通常の荷室と書類等をまとめて置けるスペース(ストラップで締めることが可能)、上部には濡れたものを分けておけるスペースがあります。

 

f:id:tremolopicking:20200517174729j:image部屋にあるものを入れてみました。A4のコピー用紙500枚とB5の280ページほどの書籍6冊が丸々収まります。上部にはまだスペースのがあるので日常使いにおいては容量不足に困ることはないです。

私の経験上では1日のツーリングであれば財布、タオル、雨合羽等を入れ、帰りにお土産等を購入してもそこまで困ることはありません。
荷物を抑えれば2泊3日の旅行くらいであればこなせます。以前ライブの遠征で2泊3日の行程で出かけたのですが、その時の荷物(冬用の着替え、ライブ用のタオル、歯ブラシ、ヘアアイロン、ワックス、充電器等々)は何とか納められました。ただしこれだけでバッグはパンパンになるので、お土産をさらにバッグ内に収納するのは厳しかったです。

 

R20 バックパックのいいところ

・見た目がいい
このバッグを私が選んだ最大の理由は「見た目が良いこと」です(笑)。大手メーカーの一般向けのバックパックと比べても負けないカッコよさに惹かれて選びました。
荷物の量に応じてバッグを締めることができるのも個人的にはGoodポイントで、私は常にスタイリッシュな形状になるように心がけています。

・雨に強い
また雨にある程度態勢があるのも選んだポイントです。ツーリングでは雨に降られることもままありますが、少しであれば中に雨が浸透しないようになっているので心強いですね。

・日常使いであれば問題ない塩梅の良い容量
容量20リットルというのは日常使いであればとてもいい塩梅だと思います。通常であれば満杯になることもなく、でもたまに荷物が多くなった時にも対応できるという、どんな時でも使えるオールマイティさが私は大好きです。

・バイク運転時の体に非常によくフィットする形状
さすがバイク乗りのことを考えて作られたバッグです。バイクの運転に邪魔にならない、むしろアシストしてくれているかと錯覚すら覚える背面の形状は、今やバッグを背負っていないと違和感すら覚えるほどです(笑)。これは言い過ぎでしょうが、少なくとも私はこの感覚を知ってしまうとバイク運転時はほかのバッグには移れないと思っています。

 

R20 バックパックの残念なところ

使い続けるとどうしても残念なところも見えてくるものです。

・自立しない
私が一番残念なのは、このバッグは基本的に自立しないので、地面に縦に置けないのが難点です。

f:id:tremolopicking:20200517174754j:imageこのように手で持ってないと収納物にもよるでしょうが基本倒れます。なので地面に置こうとするとバッグの前面か背面が汚れてしまいます。
これは背面の湾曲が一役買ってしまっていますね。形状が特殊な分普通のバッグが当たり前にできることができなくなっています。

・ファスナーが1つしかなく1方向での開け閉めしかできない
これは雨への耐久力とバーターになるのですが、チャックが1つしかないのでポケットを開ける/閉めるが一方通行でしかできないのが地味に面倒くさいです。

・ファスナーが固い
これも雨への耐久力を高めた結果ですが、止水ファスナーの採用によりファスナーの開け閉めに多少力が要ります。なのでバッグを背負った状態でファスナーを開けようとするのがかなり難しい作業になります。

 

まとめ

以上がR20 バックパックのレビューになります。弱点もそれなりにありますが、私はたいそうこのバッグを気に入ってしまって、今ではこのバッグを買う前に使用していたバッグは引退させたほどです。
通常使いもできますがバイクに乗られる方であれば現状かなりお勧めできるバッグであると自信をもって言うことができるクオリティです。

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