ZX-6Rと楽しむ人生色々

愛車のZX-6Rとの戯れをはじめとした人生の楽しみや日々心の琴線に触れたことを綴っています。

ZX-6Rにドライブレコーダーを取り付けた

先日いつもの通りふらりとツーリングしていたところ、帰り道で自分の間近で交通事故が発生するという事態に遭遇しました。自分は幸運なことに加害者側でも被害者側でもなかったのですが現状の装備では自らが事故に遭ってしまった際に身を保証するものが一切ないことに改めて気づきました。
たまにアクションカメラをヘルメットに取り付けることもありますが、これも前方しか撮影できず後方は全くフォローできない状況です。これでは今後のツーリングに常に不安が生じることとなり(いや、常に事故には最大級の予防措置を取らなければならないのですが)、少しでも懸念を減らすべくドライブレコーダーを導入することにしました。

今回導入したのは「デイトナ Mivue™ M760D」になります。www.daytona.co.jp

候補としてはミツワサンコーワ社製のドラレコも挙がっていました。ただどちらのドラレコも本体ユニットを車体の中に仕込む必要があります。ZX-6Rは車体の下はほとんどものを仕込むスペースがないためすこしでも本体ユニットが小さいMivue™ M760Dのほうを選択しました。あとお値段が少し良心的というのもあります。

実際に購入したものがこちらです。

中身はこちらです。
左から本体ユニット、コントロールスイッチ、フロント/リアカメラ、右は上から本体ユニットとカメラを接続するケーブル(フロント/リア用)、12V電源ケーブルとなります。ただ勇んでバイクに取り付ける前に下準備が必要です。
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上の画像は電源ケーブルのバッテリー側に接続する箇所ですが端子がついていないので自分で取り付ける必要があります。黄色がプラス、黒がマイナス、赤がアクセサリー電源に接続します。
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こんな感じで加工しました。私はもともとヒューズ電源を利用してアクセサリー電源として配線しているのでそちらに接続できるようにギボシ端子のオス側で加工しています。これで下準備は完了なので早速バイク側に取り付けにいきます。

がちがちに組み込む前に事前の動作確認を行います。本体と各種ケーブル、カメラ、コンロトーラーを接続し、黄色、赤をバッテリーのプラス、黒をマイナスに取り付けてカメラやコントローラーが正常に作動するかを確認します。
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コントローラーも説明書記載の通りに点灯し、両カメラも正しく動作している(画像が青いのは保護シート貼りっぱなしだから)ことが確認できたのでいよいよ車体に組み込んでいきます。

まずは本体ユニットの配置場所を決めます。もともとはシート下のETCユニットの後ろの部分に仕込もうと思っていたのですが、ETCカードの挿入/取り出しに支障をきたしそうだというのと、もともと組み込んでいたUSB電源が入らなくなりそうだったので別の場所に配置できるかを検討してみました。そしてテールカウルを外してみるといい感じに設置できそうな個所を見つけました。
本体を置くのは大分幅が狭いフレームとなりますが3Mの強力な両面テープ兼マジックテープで固定しますし、何よりシート下の空間を使わなくて済むのはメリットなのでここに設置することにしました。
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本体の設置が終われば後はカメラとコントローラの配線+設置です。まずはリアカメラから始めましたがこれは選択肢があまりなくナンバープレート真上のスペースに設置しました。カメラ台付属の両面テープ+カメラ台にはタイラップが通せるようになっているのでダブルで固定しました。ケーブルは謎に空いているシート下カウルの穴から通し、カウル場を市販の配線留め金具ではわせました。
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一番苦労したのはフロントカメラです。当初はフロントタイヤ付近のカウルの内部に取り付けたかったのですがフロントフォークが沈んだ時の干渉を受けなさそう+いい感じに前方が撮影できそうな個所がどうしても見いだせなかったため、妥協して左のミラーの可動部にタイラップでぐるぐる巻きにして無理やり固定しました。


コントローラ-はスマホホルダー用のステーの側面にいい感じのスペースがあったので横向きになりましたがそこにそのまま貼り付けました(画像取り忘れたので別途追加します)。

ケーブル類はリアカメラについてはシートカウルの中にまとめて収納しました。フロントカメラとコントローラーのケーブルは結わいてフロントカウル内のヒートシンク付近の太いケーブルにタイラップでまとめて括り付けました。

すべて組付け終わった後に試走してどんな感じに録画できているかを確認してみましたが割といい感じに録画できていました(さすがにここには貼り付けませんが…)。昼間に走っていたので視認性もばっちりでした。あとは夜間の撮影でどうなるかはまた別の機会に試してみたいと思います(多分SSTR中に確認できるはずです)。

ということでZX-6Rへのドラレコ取り付けでした。備えあれば憂いなしを地で行くアイテムで快適性が増すとかバイクの走行が楽になるといった代物ではないですがつけて損はないと思います。願わくば一生ドラレコを使わなくて済むことを祈りつつ今後のツーリングも楽しみたいと思います。

 

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