ZX-6Rと楽しむ人生色々

愛車のZX-6Rとの戯れをはじめとした人生の楽しみや日々心の琴線に触れたことを綴っています。

バイクにおける気筒数とその特徴について~単気筒、2気筒編~

先日YouTubeでバイクに関する動画を見ていた中でライダー(投稿者)様が、
「このバイクは○気筒のバイクなので乗り味がとても△△な感じです」
ということを話されておりました。内容的にはよくあるものではありますが、私自身がこの「バイクにおける気筒数とバイクに与える影響の関係性」というものをいまいちよく理解していないため、私の勉強も兼ねて調べてみたのでその内容を記載します。

 

 

気筒について

初手としてそもそも「気筒」とは何なのかということが良く分かっていなかったため調べてみました。

気筒(cylinder)とは、エンジンの燃焼機関である金属製の筒(シリンダー)のことである。円筒状であることが多く、流体を内部に収める構造になっている。

通常気筒はピストンと一対になっており、気筒内部をピストンが往復運動することによって生じる運動を、コネクティングロッドによって回転運動に変換し、クランクシャフトを回転させて車を走らせる。

エンジン始動中の気筒内部では常に吸気、圧縮、爆発、排気という行程が行われており、この爆発で発生するエネルギーがピストンの往復運動を引き起こす。

出典:https://automotive.ten-navi.com/dictionary/694/

なるほど、気筒は字のごとく「筒」であり、気筒によって構成されたピストンが気筒内部で行われる吸気、圧縮、爆発、排気の4つの現象(いわゆる4ストローク)により上下し、ピストンの往復直線運動を回転運動へ変換するコネクティングロッド(コンロッド)という部品を介してクランクシャフトに動力を伝え、タイヤが回転しバイクは走ると文字通り認識しました。

ここでコネクティングロッド、クランクシャフトについても意味合いを調べます。
〇コネクティングロッド

コネクティングロッドは、クランクシャフトとの連動により、ピストンの往復直線運動を回転運動へ変換する部品である。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%89 

〇クランクシャフト

クランクシャフト (crankshaft) はエンジンの構成部品の一つ。ピストンの往復運動を回転力に変えるための軸。曲軸、曲柄軸、クランク軸、エンジンの主軸となる屈曲軸。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%95%E3%83%88

 

気筒の数と形状について

バイクのエンジンに上述の気筒が何本積載されているかでそのバイクの気筒数が決まります。現在の日本のバイクは単気筒(1気筒)、2気筒、3気筒、4気筒、6気筒のものがあると私個人は認識しています(これ以上のものがあるのかしら?)。それぞれの特徴と代表的なバイクを調べてみました。

 

単気筒

単気筒はシリンダーがひとつのエンジンです。特徴としては低速からトルクがあり、一次関数的に回転数が上がるものの、それほど高回転までは上がらないというのが特徴です。
このエンジンを搭載しているバイクは原付が主ですが、高回転域が鋭くないとのことでリアタイヤが路面をちゃんとグリップするのでオフロードにも多く採用されているそうです。ちなみに私が以前乗っていたスカイウェイブも単気筒でした。

 

2気筒

シリンダーが2本のエンジンです。種別としては「並列2気筒、V型2気筒、L型2気筒、縦置きVツイン、水平対向2気筒」の種類がある模様です。最初の2つはパラツイン、Vツインというよく聞くやつです。

並列2気筒はシリンダーが横に(左右に)2つ並んでいるに形状で、軽量、コスト安で単気筒では作れなかった大排気量のエンジンが作れるとのこと。トルクに優れるがどうしても振動を消しきれないというデメリットもあるようです。

V型2気筒は並列2気筒とは逆で振動が少なく、形状的な関係で横幅がスリムになるようですが前後に長くなるという特徴があるようです。

L型2気筒はV型2気筒の亜種のような形で、V型2気筒は長かった前後が短くできるというメリットがあるとのことです。

縦置きVツインはV型2気筒を縦に配置しているエンジンで、縦置きにする事でVツインのデメリットである前後の長さを解消し、振動も解消しているとのこと。ただしその代償としてニーグリップがし辛く駆動系が複雑になるというデメリットもあるとのことです。

水平対向2気筒はエンジンの重心が低く、飛び出したヘッドは風を受け冷却性が高くなります。また構造上コーナーリングにおいてデメリットとなるジャイロ効果(車体の直進安定性)が少ない為、速度が出ていても軽々と車体を倒す事が可能という特徴があるとのことです。

2気筒のバイクは中型から大型まで多くの種別があります。私の愛車のNinja400もそうですし、250CCではCBR250RR、YZF-R25等、400CCではCBR400Rやグラディウス400、大型でもNinja650などが該当します。

 

まとめ

まずは前編として単気筒、2気筒についてまとめてみました。今回まとめてみたことで大まかではありますがエンジン形状によるフィーリングの違いが理解できました。次回は3気筒、4気筒、6気筒についてまとめまして、今後乗るかもしれない大型バイクの参考にもしたいと思います!

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